音楽でも執筆でもなく、今日は教育の仕事にあけくれた一日だった。
僕は家庭教師をしている。どれがメインなんですか?と聞かれれば、どれもメイン、と答えている。音楽も執筆も教育も、どれも好きでやっている。手を抜いているつもりはないし、どれもお金がほしいし、どれも一流になりたい。
だから、仕事は何やってるんですか?と聞かれれば、音楽作ったり文章書いたり数学教えたりしてます、と答えている。(ゼロカラカンパニーって何ですか?と聞かれれば、音楽です、とは答えるけれども)
知人に「あなたは何やってるか分からないから、イマイチ応援できない」と言われた。
知人に応援してもらえないのは残念だが、どれか一本に絞るつもりは今のところないし、働き方が多様化した(或いはこれから多様化せんとす)令和元年に、ひとつの仕事にしがみついている方が嫌だなァ、と僕は思う。どんなジャンルでも道を究めた人は美しいが、それは『その一本を極めたストイックさが美しい』のではなく、『極めたこと自体が美しい』のだ。
その人が道を究める傍らで何をやっていようが、探求としての美にはあまり関係ないと思う。違法なことを除いて、基本的に人間が『同時にやってはいけないこと』はないはずだ。医者がタバコを吸ってもいいし、教師が風俗に行ってもいいし、空手の師範がパフェを食べてもいい。それでヤブ医者・反面教師・へっぽこ師範だったらカッコ悪いけど、結果を残せば、同時に何してたっていいはずだ。
そんなわけで、僕は音楽を作ったり、文章を書いたり、数学を教えたりしている。さらに合間を縫って、筋トレをしたり、ボードゲームをしたり、シーシャを吸ったりしている。どれも中途半端にならずに、できる限り続けられたらと思っている。少なくとも、毎日会社でルーチンワークをこなしていた半年前より、今のほうが圧倒的に幸せだ。
…いけない、なんだか真面目すぎる文章になってしまった。チョコパン食べて寝よ。筋トレしてる人だって、たまにはチョコパン食べていいのだ。