エッセイ

5:30

朝5:30に起床。

…したのはいつぶりだろうか。初めてではないはずだが、ここ数年、そんな時間に起きた記憶は一切なかった。

冬の朝がこんなにも暗いものかと驚いた。窓の外は朝よりかは夜に近く、エアコンをつけているのに何故か寒い。

起きてしばらくすると、カラスの鳴き声が聞こえてくる。カァカァという声を聞くのも久しぶりだった。部活の朝練に行っていた中学生の頃を思い出す。実家に帰ってきたかのような錯覚に陥る。

暖かいお湯で顔を洗うと、皮膚の表面が溶けるようだった。緊張がほぐれて柔らかくなる。コンタクトレンズを入れ、髭を剃り、髪を洗い、ワックスをつける。あっという間によそ行きの自分のできあがりだ。

6時半の外はうっすらと明るく、夜行バスから降りたときの気分になった。刺すように寒い外気に背筋が伸びる。駅までの道には朝帰りと思しきカップルがチラホラとおり、昨日がクリスマスだったことを思い出す。

だらだらと何が書きたかったかというと、たまの超早起きも悪くないこと、昼頃に一度眠くなること、ブログを書くのも夕方になることだ。だから今日はこんな時間(18時)にブログを書き終わり、もう一仕事して、ジムに行って力を絞り切り、気持ちよく24時には眠ろうと思う。明日は、そうだな、7:00に起きてみようか。

-エッセイ

© 2023 タメになってたまるかマガジン Powered by AFFINGER5