エッセイ

昼から酒を飲んで、たぶん綺麗なお姉さんを見た

昼から飲んでしまった

好きな居酒屋が「ハッピーアワー」なるものをやっていて、12時から14時まですべてのメニューが半額だという。そんなことがあっていいのか。

元の看板に被せていくことで、「細かいことはいいから!!半額だよ!!!来るよね!!??」という強い意志を感じる。

結局、3時間弱ほど飲み食いして、お会計はひとり2000円くらいだった。ボーナスステージか?

これはハイボール

 

これはかつてひよこ豆だった液。

 

また、このお店は地下にあるので、外に出たときの太陽の明るさに驚かされる。

朝まで飲んだ気持ちを手軽に味わうことができる。今は朝どころか、20時までしか飲めないのに。

悪いことした気分になりたいときに、おすすめです。地下での昼飲み。

レジの店員

昼から飲んじゃったし、もう今日はど~~~~~うにでもなれ!!へっへっへ!!!

という気分になった僕は、前から気になっていた商品を買ってみた。

「リコッタチーズのパンケーキ 6枚入」

何人で食べる想定なの?

 

スーパーの片隅の雑誌コーナーでは、小学2年生くらいの女の子が小さくなって漫画雑誌を読んでいた。

そうそう、これくらいの子って、自力でコンビニや本屋に行けないから、親と一緒に来るスーパーが唯一の「書籍摂取」の場所なんだよな。

そのへんの感覚は、案外今でも変わっていないのかもしれない。

 

あと、レジで大学生っぽい店員さんが、会計が終わったあと僕に

「シャワー」

と言った。

 

まっすぐ僕の目を見てた。

 

あれは絶対「シャワー」って言ってた。

女性の後ろ姿問題

最近は、歳をとっても綺麗な女性が増えたように思う。

40代ぐらいでも「オバサン!!!!!」感のない人が多い。若作り、というわけでもなく、ナチュラルに若く見える人がよくいる。(きっとそれ相応の努力はしているのだろうけど)

 

しかし、深刻な社会問題として、「街行く女性、後ろ姿だけでは歳がわからない問題」がある。

 

小綺麗な服に身を包み、髪もふわっとセットした茶髪の女性、

…の、後ろ姿。

女子大生(文学部2年)の可能性もあるし、そこそこの役職に就いている中年女性(子供は高1と小5)の可能性もあるのだ。

小耳に挟んだ話だが、環境省では問題の可及的速やかな解決のために、新たに対策本部を設置したらしい。(「外出時は背中に年齢を書いた紙を貼るべき」という一派に対し、「それ、紙でやる必要ある?」との声が上がっているらしい)

 

こういう人に街で遭遇したとき(一方的に後ろから見ることをここでは『遭遇』と表現します)、僕はとても損をした気分になる。

なぜなら、まさか追い越して顔を見るわけにはいかないので、その人の外見を知ることは一生叶わないからだ。

 

でも、なぜ僕はここで「損をした」と感じるのだろう。少しおかしい感情ではある。

だって仮に、その人が女子大生(文学部2年)だったとして、お近づきになれる可能性なんて万に一つもないのに。(なぜなら、一方的に後ろから見ることを『遭遇』と表現しているから)

 

おそらくこの「損」の感情は「最初から手に入らなかったものが、やっぱり手に入らなかった」という事ではなく、「無意識に自分好みの女性を期待する『心のボルテージの上昇』が『スカ』だったことによるエネルギーの無駄遣い」によるものなのだろう。

 

そして、こんな事をブログに書いているこの30分間は、僕の人生における大きな「損」だと思う。

今日の筋トレ

肩。

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