エッセイ

深夜のスープ / おかま

深夜のスープ

鍋に角切りにしたじゃがいも、玉ねぎ、大根を入れ、トマト缶と水をばちゃりと入れて粒状のコンソメをザバッとぶっかける。ぐつぐつ煮込んで味を調えれば、なんちゃってミネストローネの完成だ。

大根いる?とか肉類入れなよ?とか、うるさいうるさいうるさい!!!「なんちゃって」ミネストローネって言ってるでしょうが!!!!!

 

たんぱく質摂取のため、冷蔵庫から作り置きのサラダチキンを2~3枚取り出して、底の深い器にちぎって入れて、その上から「なんミネ」をぶっかければ栄養満点のスープのできあがりだ。

 

さ、いただきます。

 

もぐもぐ。じゃがいもと玉ねぎと大根とチキンの味がする。全部が別々にする。あと大根ちょっと固いし、スープちょっと酸っぱい。

ていうかスープめっちゃ少なくなってない?スープ少なくなってるのに大根に火が通ってないの、意味わからなくない?

 

やるせなくなったので豚肉を1パック茹でて全部食べた。ごはんもチンして食べた。あと柿の種(わさび味)も食べた。お腹一杯になった。

 

そして少し仕事をして、ああそうだブログを書こうと急に思い立ち、いそいそとサイトを立ち上げたらもう午前1時を回っている。

 

おかま

「おかま」に行ってきた。

 

「おかま」は「御釜」と書く。宮城県西部にある火山湖だ。

 

 

綺麗。しかしすこし怖い。

 

 

 

後ろはこんな感じ。写真だと伝わらないが、賽の河原の積み石とかゴロゴロあって、全体的に「地獄」感がすごい(個人の感想です)

 

 

僕はこういう広大な自然が怖い。滝も苦手だし、あと深海も苦手。「海獣の子供」とか怖くて見れなかったし。

「不思議の国のアリス症候群」というのがある。自分の身体や周囲のものが実際の大きさと違って見える現象で、例えば風邪をひいて寝ているときに天井がグワッと迫ってきたり、自分が部屋一杯に詰まっているような気がしたりする、あれだ。伝わってるのだろうかこれ。

この現象、僕は小さいころ結構味わっていて、幼心に結構な恐怖心を受けたものだ。自分が世界に飲み込まれてしまう感覚。飲み込まれて、ぎゅーっと圧縮されて消えてしまう感覚。

 

広大な自然を見ると、あのときと同じ気分になる。絶対に絶対に絶対に敵わない相手は怖い。

…のだけど、なぜか今回の御釜はあまり怖くなかった。なぜだろう。何度も行っているからなのか。

 

 

 

あるいは御釜に行く直前に美味しいパフェを食べたからなのか。それにしても美味かったなぁこのパフェ。綺麗な小屋みたいなお店で、アイスが濃厚で~~~。

 

あ、このパフェの話がしたかっただけです。すみませんでした。

 

そしてこのパフェの話ができたので、今日の記事は終わりにします。さようなら。

 

今日の筋トレ

胸。

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