エッセイ(2021~)

2021年振り返り

 

今年はブログを更新した、時期があった。

居酒屋の看板。世間がこんな感じだった頃

 

春先だったと思う。なぜ始めたのかは覚えていないけど、たぶん、「何か新しいことをやらねば」という漠然とした焦りがあって、「そうだ、ブログなら昔やっていたし、再開するハードルが低い割には豪華なセットで活動できるぞ〜〜〜」みたいな、狡くてセコい打算があったことは正直否めない。

そして当然、そんな見切り発車で始めたブログ活動が続くわけもなく、2ヶ月くらいで挫折した。何がしたかったのか。

 

 

一方で、今年は2年間続けてきたYouTubeのチャンネル登録者が、やっと1万人を超えた。

 

腐った時期もあったけど、2年間を俯瞰して平均すれば真面目にやっていた方だと思う。ときおり方向性を変えながらも、実に300本の動画を公開した。

 

 

今年はブログが腐り、YouTubeは花開いた。そしてこの差こそが、私の2021年をピシャリと言い表していると思う。

つまり今年は、「継続は力なり」を腹の底から実感できた年だった。

 

「継続は力なり」って、やみくもに続ければいいって意味じゃないと気づけた。「いつか何か起こるかもしれない」という、姿勢というか期待というかなんなら下心を、クリエイティブに持ち込んではいけない。よほどの強運でもない限り、漫然と続けたクリエイティブの先に「何か」が起こることはありえない。私のような凡人は、時代の変化になんとか喰らいついていくことしかできず、それ以外の方法、例えば運命的まぐれ当たりをドカンと一発当てて成功することなんかは、断言しよう、絶対にない。

 

と、思った。改行少なくてごめん。

「お詫び申し上げます」

 

なんだかカッコいいことを言ってしまったけれど、別によく見ると大したことは言ってない。「常に考え、変化し、継続せよ」なんて、今どきどんな自己啓発本にも書いてある、当たり前のことだ。

 

でもだから、「当たり前をずっっっっっっと続ける」ことこそが、「継続は力なり」の本質なのだろう。

 

差別化は大切だけど、奇はてらわなくていい。目を引くのは大切だけど、奇抜である必要はない。あれ、これ同じこと言ってる?

まあとにかく、「凡人でも当たり前の努力を結果が出るまでひたすら続ければ、いつか神様が観念してご褒美をくれる」。ここに納得できた一年だった!!

 

大丈夫?「月岡いいこと言うじゃん」ってなってる?感動したらリツイートお願いします。

 

今年一番伸びた動画のサムネ、ちょっと嫌な感じ

 

 

あと今年はあれだ、【レギュラーラジオ番組】と【専門学校の講師業】。このふたつの仕事が始まったことも嬉しかった!

 

エフエムいわぬまホームページより

 

というかこれらだって、「凡人でも当たり前の〜」の一例だ。ラジオはレギュラーが決まるまではずっとゲスト出演をさせていただいていたし、専門学校だって実はずっと足を運び続けていたコワーキングスペースを伝って声をかけていただいた。特別なことは何もしていない。(先日YouTubeライブで「ラジオ、金積んで出てるんですか?」という質問をいただいた。そんなわけないだろ!!!!!!!!!!(なぜなら金積んで出てこんなに喜んでたらアホだから))

 

YouTubeも、ラジオも、専門学校も、コツコツ続けていたことが花開いたに過ぎない。嬉しい限りだ。真面目にやってきてよかった。真面目が一番。本当に。からめ手で成功しようとしちゃダメだわ。

 

ラジオはYouTubeでも聞けます。このサムネ好き

 

 

一方で、今年は筋トレの成果が芳しくない一年だった。あまり筋肉がついた気がしない。

これに関しては、スランプだとか食事制限がどうだとか、いくらでも屁理屈/言い訳/詭弁/自己保身はこねられるのだけど、うるさいうるさい。もう正直に言うわ。今年(特に後半)は筋トレへのモチベが明らかに低かった。

 

そう、本当の意味で「継続」ができていなかった。やみくもに続けちゃってた。とりあえずジムに行き、いつもと同じ筋トレをして、なんとなく筋肉痛がきて、なんとなくメシを食う。私は、今年、漫然と、筋トレを、していた。

まあ、学びを得られたから良しとしよう。やっぱ適当ってダメなんだわ。

 

来年からの筋トレモチベはもう上がっている。モチベを維持する方法も、26年も月岡彦穂をやっていればなんとなくわかっている。来年は絶対に「継続は力なり」するぞ。筋トレも。

 

 

 

あとなんだろ…あ、久しぶりにライブをした。

ライブ後にみんなでパシャリ

 

ワンマンライブソールドアウトの夢が叶った。ソールドアウトって売り切れってことね。

これは嬉しかったな。純粋に嬉しかった。ただ今度はもっと大きい会場をソールドアウトさせたい。ここで終わりたくない。まだ上に行きたい。

 

 

 

 

そしてなんと言っても、ゼロカラコンピ!

正直これ抜きに今年は語れないのだけど、このブログを読んでいるみなさんは興味ないだろうから最後に持ってきたよ。「YouTube視聴者がDTMで作った曲を一枚のアルバムにまとめてサブスク配信する」って企画なんだけど、大丈夫?まだ行ける?続き読めそう?

 

2021年10月発売のゼロカラコンピVol.5

2021年10月発売のゼロカラコンピVol.5

 

何より、このプロジェクトの「社会に貢献してる」感はすごい。

正直、今までの仕事で一番やりがいある。ごめんなさい。これは断言できますだってぶっちぎりだから。

音楽を出したい人がいて、音楽を出してくれる人がいる。文字にするとたったこれだけのシンプルな構図が、社会にがっちりとハマった。「始めてくれてありがとうございます」って言われたとき、めちゃくちゃ痺れたなあ。

 

来年は、このゼロカラコンピに一番力を入れる。それだけはもう決まっている。これはたぶん、すごく価値のある仕事だと思うから。

 

次は2022年1月15日発売です。サブスクで聴けます。

 

 

さて、来年も頑張るぞ。コツコツコツコツコツコツコツコツと、真面目に腐らず働こう。では!

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