物欲の冬

物を買う、というのはストレス発散の一種らしい。

だから物欲が出ている時は、ストレスが溜まっていると見ることもできる。そう考えると、冬に物欲が出るのも納得だ。寒いし、寂しいからね。

 

「ポチる」という言葉を聞くようになって久しい。言葉としてはともかく、機能としては便利なものだ。深夜の2時だろうと地球の裏側だろうと、ほしいものはすぐに購入できる。

もっと未来には、ポチッた瞬間手に入る、なんてこともあるのかもしれない。「ありえない!」という人もいるだろう。でもその人はきっと30年前に、「服屋に行かずに服を買う未来が来る」と聞いても「ありえない!」と言ったはずだ。

 

ボクは先日、服屋に行かずに服を買った。ZOZOTOWNに登録し、グレーのコートをポチった。届いてから早速着ているが、サイズ、デザイン、防寒性、どれをとっても申し分ない。「試着しないで買うなんて…」と最初は思っていたが、いざ羽織ってみれば、不満など何一つなかった。

悪い味を覚えてしまったのかもしれない。12月にボーナスが入ることをアテにして(こればかりは会社員やっていてよかったと思う)、更に数着の服を購入し、それが昨日、届いた。会社はスーツ、ブログと音楽は部屋着。どこで私服を着るのだ!と一瞬冷静になったが、その感情も段ボールを開けた瞬間、消し飛んだ。

怖い怖い。ストレス発散になってしまっている。今だって、やれ靴が欲しいだPCが欲しいだアンプシミュレーターが欲しいだ…キリがないとはこのことだ。ボーナスがいくらあっても足りない。財布の紐を引き締めねばと思いつつ、財布は開かないんだよなあ、なんて思いながらスマホを開く。

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