「彦穂さん、お久しぶりッス!」
先週のことだろうか。夜中23時頃、突然スマホが鳴ったと思ったら、それは大学時代の後輩からの着信だった。
「なんか急に、彦穂さんと飲みたくなって電話しちゃいました!」
なんだそれ。…嬉しいな。
こういう言い方をすると誤解を生みそうたが、彼とは別に学生時代、ふたりでよく飲んでいたとか、よく遊んでいたとか、そういう関係ではなかった。音楽を通じて一緒にいたことは多かったが、サシで飯を食ったことすら、なかったような気がする。
だから嬉しかった。もっと仲良い奴、いくらでもいるだろうに。その中から、ボクを選んでくれたのだなぁ。
そうだ、選ぶのは簡単だが、選ばれるのは難しい。
あなたと一緒にいたいと思うのは簡単でも、あなたと一緒にいたいと思われるのは難しい。
人を信じるのは簡単でも、人に信じてもらうのは難しい。
人間、幸せを感じるタイミングは多々あれど、その中でも大きなもののひとつが「選ばれること」だと思う。
例えば今回の件なら「3月後半、東京、飲みたい人」のカテゴリーで、ボクは彼の一番になったというわけだ。
(誰かに断られて、その後で誘ってきたのかもしれないよ、なんて野暮なこと言わないでよね)
これから新宿で彼に会う。このブログを読まれていたら、小っ恥ずかしくて仕方ないが、なあに、こちとら、毎日ブログ書いてんだ。恥ずかしさを曝け出すのは、慣れている。
是非この記事を、選んで、そして読んでくれ。