エッセイ

おはようございます。

6時起きへの不安

明日は早起きだ、と思う夜ほど、不安な夜はない。

翌朝6時に起きている自分が、まったく想像できなかった。早起きさん、出番ですよ、と呼びかけても、一向に返事がない。彼はどこに行ってしまったのだろう。仕事を辞めて、どこに引きこもっているのだろうか。心配になって探しても、いた痕跡すら見つからない。

6時起きなんていつぶりなのか、考えても全く思い出せないくらいに、ここ何年も生活リズムが乱れていた。これでも中学生の頃は、部活の朝練のために毎朝6時には起きていたというのに。(朝から友達とスポーツ。なんとまあ恵まれていたことか)

 

結論を言えば、ボクは無事、6時に起きられた。早起きさんは、帰ってきた。

 

久しぶりの早起きは、とても清々しく、気持ちの良いものだった。たとえそれが仕事のためだとしても、起きた1時間後なんかは非常にスッキリしており、空は曇天にも関わらず晴れやかだった。早起きは三文の得、その諺は人々に使われすぎていて、陳腐な言い回しにすら感じるが、令和になっても三文はきっちり回収できましたよ、と、誰でもない昔の人に報告したくなる。

 

習慣のはなし

ボクには毎朝(朝、とは自分の起きた時間帯を差すので、世間一般的な朝とは限らない)、昨日の自分のブログを読むという習慣がある。夜ブログを投稿して、翌朝ブログを読み返して、PV数を確認する。反省点を考えて、その日のブログに活かす。その繰り返しだ。

今朝、通勤電車で、昨日の病み倒したブログを読み、猛烈に恥ずかしくなった。本当に···何を書いているんだボクは。もはやブログじゃなくて、ほぼ、日記ではないか。...まあこの記事も、というかボクの記事はすべて、日記のようと言えばそうなのだけどさ。

 

音楽のはなし

話は変わるが、月岡彦穂の「ゼロからのスタート」という曲は、こういうー説から始まる

朝の匂いが僕を包むと

泣き出しそうな気持ちになったよ

このとき、たしか月岡彦穂は失恋をしていて、それでこんな歌詞を書いたのだと記憶している。朝の爽やかさなど微塵もない、惨めで情けない歌詞。朝から泣いてんじゃねえ、と叱咤激励したくなるが、このときはそういう気分だったのだから、仕方ない。今よりもずっと弱く、女々しかったのだ。

 

そしてこの曲、「ゼロからのスタート」のサビは、こうなっている。

サマになっていなくても

誰も待っていなくても

汚れたってこれからだって歌っていく

前に進もうとしているようにも、失恋でヤケになったようにも見える。しかし、このシンプルな歌詞に込めた想いは、いまでもずっと、身体の奥のところで燃えている。

昨日はちょっと荒れていたけど、ボクはやっぱり音楽を辞めないし、誰かに待ってもらえるような人間になろうと思うんだ。

大丈夫、今日はすごく元気。月岡さん、出番ですよ。

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