エッセイ

3連休と3連勤

世間は3連休らしい。

自分はといえば、3連勤だ。誰がこれを宿命づけたのだろう。

いまの仕事について詳しくは書けないが、ただひとつ、カレンダー通りに働く仕事ではない。例えば自分は今週、平日に2日休んでいる。だからカレンダーの赤い日は、働く。

母親は高校教師、父親は会社員。そんな家庭で育ったからか、「大人は朝働きに出て、夜帰ってくるものだ」という考えが、骨の髄まで染み込んでいる。でも自分は「午後に働きに出て、深夜に帰ってくる」仕事に就いている。

 

もし自分が両親のような生活リズムだったらどうだったろう。うまくやっていけるイメージが、これっぽっちも湧かない。ブログは書けていただろうか。ツイキャスは出来ていただろうか。そして何より、音楽は作れていただろうか。

答えは誰にもわからない。

なんにせよ、もしもの話は虚しい。タイムトラベルものの映画じゃあるまいし。それでも、もしも3連休があったなら、地下鉄が地上を走るあの町に行きたかった。

みなさま、良い休日を。

-エッセイ

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