今朝、ふと、去年の11月にやったライブのことを思い出した。
それは仙台でのライブだった。JUNK BOXという大きなライブハウスでのレコ発(主催者のCD
発売を祝うイベント)で、その主催者のお誘いを受け、ありがたく出演することになったのだ。
ボク以外の全員は弾き語りをしていたのだが、ボクは「楽器の演奏はー切しなかった」。(もちろん主催者の許可は得ましたよ)
自分の曲のカラオケを爆音で流して、ステージでマイクに向かって歌った。
弾き語りの何倍もの音数、そして信じられないくらい重い低音に、ド派手なバンドサウンド。でも見た目は、完全にカラオケ。耳は贅沢なのに、目は貧乏といったライブを披露した。
賛否両論あったものの、自分としては大成功させたつもりだ。イベントには6組の出演者がいたのだが、「あの中でー番良かった」と言ってくれる人もいた。
届く人には、ちゃんと届いたということだ。
しかしながら、ボクは今、あることを懸念している。
「あれきりー度もライブをしていない」
そう、賛否両論とは言ったものの、2018年11月の、仙台の、あのライブハウスにいた数十人しか、ボクのカラオケライブを見ていない。賛成派にしても反対派にしても、そもそも絶対数が少なすぎる。
そして、月日もかなり経っている。変化のめまぐるしいこの時代、8ヶ月も経てば、もはや音楽界隈も別世界だ。ほら、最近は年号も変わったし。
ボクは思ってしまった。
いま、東京であれをやって、100人に、1000人に見てもらったら、どんな評価が下されるのだろう。
少し、興味が湧いてきた。
今朝思いついたことだから、まだ不確定要素だらけだけれど(だからこの記事は、まだ公開すベきではなかったのかもしれない)、今日はライブしたい気持ちが頭にこびりついて離れない。正直それしか考えられないほどだ。どこかでライブしたいな、と、ボクは久しぶりにウズウズしている。