レビュー

【映画レビュー】ラブ&ドラッグ(※ネタバレあり)

個人的には…ラストシーンは…ちょっと…違うかなと…。

主人公のジェイミーはただのチャラ男ではなかった。正確には、なくなった。最初は身体目的だったものの、マギーと逢瀬を重ねるたびに「はじめての愛情」が芽生えてくる。

 

恋人同士にはならない。その約束のもとで2人は会い続けていたが、それにもやがて終わりが来る。ジェイミーとバイアグラの相性は色んな意味で抜群で、彼は瞬く間にトップセールスマンに。遂に「I love you.」と言ったジェイミーを尻目に、マギーは少しずつ、病に侵されていく。

シカゴにてマギーは、患者の集いに参加する。そこで同胞のスピーチから生きる希望を見出し、連れてきてくれたジェイミーに心から感謝する。そして遂にマギーからも「I love you.」の言葉が飛び出す。この頃にはジェイミーもマギーのことを、そして病気のことを真剣に考えていて、治療法は無いと知りながらも悪戦苦闘する。

 

しかしそれをきっかけに、ジェイミーは仕事の道を、マギーは病気と生きる道を選ぶ。そしてしばらくして再開した時、マギーの隣には知らない男が。(マギーさん!?と思ったが、男の名前を間違えているところを見ると、きっと初期ジェイミーと同じ関係なのだろう)

「会えてよかった。」「イヤなやつ。」という会話を最後に、二人は別れる。

 

…やっぱり、このあと復縁したのは納得できない!!!!!

 

一旦別々の道を選んだのだから、そのあと各方面で活躍する2人を描いても良かったのではないか?

人生を変えたきっかけの人、として記憶に刻み込んでも、良かったのではないか?

 

ハッピーエンドは否定しない。でもハッピーエンドにも色々な種類がある。「ラブ&ドラッグ」で復縁ラブラブなハッピーエンドは、やっぱり何か違う気がしてしまうのだ。

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