はじめに
MIDIキーボードを買おうと思う。
MIDIキーボードとは、PCにつないで使うキーボードのことで、ある程度活動しているDTMerなら大抵は持っている。…が!ボクは6年も活動しているのに持っていない。
お金がなかったんだよ!!!!!!学生の頃は!!!!!!!!!
取り乱した。そもそもMIDIキーボードとは何か?
MIDIキーボードとは?
ドラムの打ち込みは普通、マウスでコチッ…コチッ…と打っては聴き、打っては聴きをくりかえす。果てしなく地味な作業だが、MIDIキーボードがあればその限りではない。
MIDIキーボードの力、それは、
オケを流しながらリアルタイムでMIDIキーボードの鍵盤を打つと、それがドラムの音となって録音される(もちろん録音は任意だ)。
この時点で革命。MIDIキーボードを導入するメリットとして以下のふたつを挙げておく。
MIDIキーボードを使うメリット
いや、これはもはや利点というより必須点なのでは?????
まず①の時短。先述のとおり、ボクはもう6年間もMIDIキーボードなしで打ち込みをしている。ショートカットキーも大抵使えるし、他と比ベてもエディットは速い方だと思う。でも、そんなボクの打ち込み速度よりも、「はじめて半年ですぅ」みたいな大学生がMIDIキーボードで打ち込んだ方が、たぶん速い。速いということは時間が空くということで、時間が空くということはアレンジを練れるということだ。これは想像以上に大きい。
そして②のノリ。おそらくDTMをはじめようという人の、大きな悩みのひとつがこれなのではないか。「打ち込みドラムって、リズムが単調でノリが出せないんでしょう…?」いいえ!!!出せます!!!!MIDIキーボードならね!!!!!
MIDIキーボードの無いボクは、手動で「スネアをほんのちょっと後ろに···」「ハイハットの感覚をすこーしだけ狭く…」などとやっていたが、まあ疲れる。すごく疲れる。死ぬほど疲れる。これをやる日は、他に何もしたくない。お酒を飲むにも手が痙攣するほどだ(マジで)。
ボクのアルバム「ほんとうのこと」も「YOUNG」も、作成時間のかなりの部分をこの「手作業」が占めていた。つかれたよーあれは。
そもそも「機械的に打ち込む→聴きながらリズム修正」の、なんと非効率なことか。だったら最初から「聴きながら打ち込む」方がいいに決まっている。(ちなみに、ずれたリズムを正しい位置に修正することもできる。恐るべきDTM…)
そしてMIDIキーボードはドラムのみならず、打ち込み楽器ならなんでも使える。シンセの音選びも圧倒的に速くなるし、ボーカルのピッチ補正にだって使えるのだ。
おわりに
7年目にしてMIDIキーボード持ってないんですよ···と言うと驚かれる。今後仕事が増えてきたら、信用すら失いかねない案件だ。というか単純に欲しい。買おう、今すぐにでも。おーい!!!サウンドハウス様〜〜〜〜!!!!