昨日の記事を読んでからの方が、より楽しめるかもしれません。
引っ越しする?しない?
マンションAから、隣町のマンションBに引っ越すとする。目的は家賃の節約だ。
マンションAの家賃は8万円、マンションBの家賃は6万円としよう。共益費込みで、間取りや設備はほぼ同じとしよう。
そして引っ越しの初期費用を20万円とする。
これは引っ越した方がトクか、トクでないか。
考察
主に金額の面からみてみよう。
シンプルに計算してみた
節約できる家賃は8万−6万=月2万円。
そして初期費用が20万円だから…
20万÷2万=10ケ月の間は、実質、家賃が変わらないことになる。
つまり、2万円のアドを得られるのは、11ヶ月目からなのだ。
ということは、向こう10ケ月の間に再び引っ越しをしてしまったら、まったくもって「うまみ」はないのである。
長い目でみてみよう
当然ながら、引っ越しは次の部屋に長く住めば住むほどトクをする。先の例で言えば、
【トクする総額】
- 0~10ケ月まで···0円
- 11~24ケ月目まで···28万円
- 25~36ケ月目まで···52万円
- 37~48ケ月目まで···76万円
- 49~60ケ月目まで···100万円
お分かり頂けただろうか···?
つまりマンションBに引っ越せば、5年間で100万円貯金できるということだ!!!!!
…シンプルに考えれば、ね?
お金以外に大切なこと
当然、引っ越しにおいて考えるべきは家賃だけではない。
今回は隣町だから、電気ガス水道に交通費はほぼ変わらないと言えるし、環境の変化によるストレスも少なくて済むだろう。
他にも、近所に安いスーパーがあるかどうかは食費に大きく関わるし、駅からの距離が10分延びればそこそこな負担になる。新しい部屋の満足度も重要だ。
それらすべてをひっくるめて、総合的に引っ越すメリットがあるかどうかを判断しなければならない。
おわりに
ここまで書けばもうお分かりかと思うが、今日の記事はボクの話である。
さあ、どうする?
···そして、ここまで書いて気づいた。
今の家賃は8万円じゃなくて7万円だった。
今までの計算、ぜーんぶパァ。
…アホすぎて我ながら涙が出る。
そして再計算して、さほど「うまみ」がないことに気付き、膝から崩れ落ちた。
探し直すか…いやしかし、引っ越しはマジでしないと。