さて、ソファで空間を仕切ってみたところひとつ問題が発生した。
「圧迫感がスゴい!!!!!」
正方形に近い我が家では、セオリー通りソファで仕切ると休憩場がとんでもなく窮屈になってしまうのだ。
その間なんと歩幅にして2歩。テレビなんて置いた日には、ソファとテレビがゼロ距離になってしまい、肝心のお酒を置くスペースがなくなってしまう。
そこで考えた。正方形から作業場を切り取ると残るのは長方形。すなわちソファの正しい置き方はきっと、
こうではないかと。
これなら休憩場も広く取れ、かつ無理のない間取りになる。実際に配置してみると、決して悪くない。
悪くないが…なにかこう…大事なことを忘れている気がする…。
あ、
仕切れてないじゃん。
…当初の目的を完全に見失っていた。「作業場と休憩場を分ける」がコンセプトだったのに。
ソファの背で分けられると言うから最初の図面になったのに、狭いからとソファを動かした。すると、ソファの背はもはや仕切りではなく、窓に面した、ただの背面になってしまうではないか。
なるほどつまり、
ここを目指さなければならない。
我々は細い仕切りを探すため、アマゾンの奥地へと向かう。