ミックス・マスタリング。
それは録音した音のバランスをとって、市販の音源と並べて聴いても遜色ない状態にする作業のことだ。
先日仙台で録った音を、今日の日中はずっとミックスしていた。
ミックス・マスタリングの怖いところは、「一度では終わらない」ところだ。
「いい!!!」「これは完成だろう!!!」と思っても、一度飯を食って、風呂に入って聴き直すと「いやここが…」「まだここが…」と際限なく問題点が出てくる。
これは本当にキリがなくて、シンプルに納期との闘いになる。去年出した音源「YOUNG」なんかは、のめり込みすぎて仕事の休憩中に帰宅して作業していたっけ。
つまりそれほど「追われる」のがミックス・マスタリングなのだ。
これを僕は「無間地獄」と呼んでいる。
楽しい地獄だ。
自分へのダメ出しです。さあ、帰ったら続きだ!