ボクはたぶん、「飲みニケーション」向いてない。

23歳。新卒で会社員はじめて半年。前の日曜日に、飲み会があった。貸し切りの立食で、100人近くはいたと思う。

20時。大して話したこともない管理職に、ニヤニヤしながら杯を合わせに行く。グラスで頻繁に唇を濡らしながら、ふたことみこと言葉を交わす。当たり障りもなければ、中身もまるでない。

20時半。比較的親しい学生アルバイトに声をかけるも、周りが騒がしくて何を言っているのか分からない。気まずく空いてしまった会話のつなぎに「そのローストビーフ、見た目より歯ごたえありますよね。」などと訳の分からない言葉を放り込んでいる。

21時。声のとても大きなオヤジが、声のそこそこ大きなオヤジに囲まれて演説している。「新人がすぐに辞めちまうんだよ。去年入ったヤツらなんて全員辞めたもんな!!」声のそこそこ小さなオヤジ、大爆笑。何が面白いのか、声の小さなボクにはまるでわからない。

22時。会の終わりの、役員の挨拶。いつもより陽気なオヤジが、いつもより陽気なオヤジを激励している。一刻も早くトイレに行きたい。そこのオヤジ、突然真面目な顔すんじゃねえ。

 

24時。理由のないイライラと、途方もない虚しさに襲われてボクは殻にこもっていく。ブログにするか歌詞にするか、はたまた酒の肴にするか。情けない選択肢の中から、ボクはこれを選び、書き、やっぱり書かなきゃよかったな、などと思いながら「公開」ボタンを押す。

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