エッセイ

インフルエンザ大流行

周りでインフルエンザが流行している。

ボクが最後に罹ったのは大学生の頃。仙台で一人暮らしをしていた時のことだ。

6畳のワンルームに食べ物はおろか飲み物すらなく、数日間高熱と悪寒にうなされた。本当に死ぬかと思った。震える手で近所の友人にLINEを飛ばし、食べ物と飲み物を買ってきてもらった。ドアを開けたらうつると思ったから、ドアノブに引っ掛けて帰ってもらった。あの友人がいなかったら、ボクはどうなっていただろう。今でも少しゾッとする。

 

今、この土地で罹るわけにはいかない。近所に友人がいないからだ。一番近くて電車で数十分。仕事もあるだろうに、ボクのためにお呼び立てなんてとてもじゃないけどできやしない。

 

備えあれば憂いなし。ボクはこの家にポカリとカロリーメイトを常備している。いつ倒れても、1~2日食い繋ぐ程度の量は確保し続けている。

 

しかし困ったことが起きた。

 

ブログのストックがなくなった。最近いろいろと立て込んでいて(それは改めて今度書くが)、遂にストックがゼロになってしまった。以前意気込んだブログを書いてしまった分、とても恥ずかしい。このブログも書いてすぐ投稿しているし、明日もきっとそうなるのだろう。

 

今インフルになったら、ブログの更新が止まってしまう。

それだけは嫌だ。絶対に。

 

毎日更新はボクの、数少ないプライドだからだ。腸炎のときもやめなかった。

インフルなんかに負けるか。

 

ま、罹らなければいいだけの話。大丈夫大丈夫。

大丈夫大丈夫。

-エッセイ

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