エッセイ

夏の昼ごはん論

じわじわと暑くなっており、脇汗が怪しくなる季節がやってきた。

食欲がなくなる人も多いかもしれない。

食べるというのは意外とエネルギーのいることで、献立を考える、準備する、片付ける、などの煩わしいあれこれも一緒に付いてくる。

目の前に何かあれば食べるのに、ちょっと動くのがめんどくさいというお昼どきのキミのために、ボクは「カロリーメイト」をオススメしたい。

そういうときはプリンやアイスが一般的だが、あれには「スプーンを用意する」という動作が伴う。ほら、もうダメだ。そんな難しいこと、キミには出来ない。こうして極限まで面倒臭がると、食事は、

カロリーメイトになる。

500mlの飲み物があると尚良い。それをダラダラと1日かけて飲む。カロリーメイトを剥き、ちょもちょもと食べ、ペットボトルで流し込む。溜息をつき、また口に運ぶ。それをゆっくりと繰り返すだけで良い。

ポイントは3つ。そんなに安い物ではないから、残すのは勿体ないという心理が働き、完食できる。さらにパサパサな口内を潤すために、必然的にペットボトルの中身は減る。つまり、嫌でも水分を摂取できる。そして食後に残るのは、アルミの小さなゴミだけだ。その場から動かず、片手でポイと投げ捨てれば良い。

夏の昼ごはん、元気が無いならば、是非カロリーメイトとペットボトル。如何だろうか?

え、ボクの今日の昼飯ですか?

吉野家の鯖味噌牛定食、ごはん大盛り。

-エッセイ

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