ちょっともう笑えないくらい暑いのだけど、みなさんいかがお過ごしでしょうか。ボクはアイス食べてます。
いよいよ夏が始まった…もはやそう捉えて問題なさそうだ。
部屋の観葉植物達が、太陽を燦々と浴びて喜んでいる。その証拠に、冬の間元気のなかった小さな葉っぱも、心なしか緑が濃くなったように見える。
それは植物に限った話ではない。
夏はすべての色が濃く見える。
シンプルに、日中明るいせいもあるだろう。陽炎が揺れるような日は、明るすぎて何もかも白と黄に見えるほどだ。
でも、原因はそれだけじゃない。
あとは装飾かな。都会のビルや電車の広告、そのどれもが彩度を増す。夏は明るい方が売れるのだろうか。そのどれもが「元気いっぱい!!!!」な雰囲気を醸し出している。だから夏は、街を歩くだけでちょっと疲れる。
そしてやはり、植物。冬に茶色かったそれらは、いま、一斉に新緑に染まる。
都心から少し離れたベッドタウンを歩くと、東京にもこんなに緑があったのかと、毎年新鮮な驚きがある。
車窓を眺めるのもいい。誰かの家に、立派な緑が背筋を伸ばしている。それが太陽を浴びて、燦々と輝いている。
何度か書いてきたように、ボクは夏が嫌いだ。暑いし、汗掻くし、半袖も好きじゃない。けれど、こんなにも多くの緑に気が付けるのは、ちょっと嬉しかったりするのだ。