アルバムの発売前夜というのは、何度経験してもそわそわする。
明日世界が変わるわけではない。解ってはいても、何かが変わるんじゃないかと期待してしまう。
その反面、誰も聴いてくれなかったらどうしよう、とか、ボロクソに批評されたらどうしよう、とか、負のイメージもたくさん湧いてくる。
ちっぽけな男が、ちっぽけなアルバムを出す。それ以上でも以下でもない。世間にとっては幾千という情報のひとつに過ぎないが、自分にとっては一大事なのだ。
ささやかな一撃をくらえ、といつも本気で思っている。柔道では有効を何本とっても一本にはならないが、アルバムは多く出していれば、いつか一本が取れるかもしれないのだから。
明日、いよいよです。みなさまよろしくお願いいたします。
追記:柔道部の弟から、「有効はしばらく前に無くなった」と聞きました。ごめんなさい。