エッセイ

テレビのある生活。

自分で買ったのではない。友人が買い替えたからと、わざわざ古いのを届けてくれたのだ。

わざわざ電車に乗って、直接持ってきてくれた。「お礼は美味しいランチでいいから」…クールすぎるよあなた。

 

しかしボクは、自分で思うよりも遥かに薄情者だった。テレビ、あまりつけていない。

じゃあはじめから、友人に持ってこさせるなよ可哀想に、という声に対しては、ごめんなさい、という他ない。あ、違うか。申し訳ございませんでした、か。

ごめんなさい、はマナー違反?

 

例えば日曜夜なんて、テレビ番組の宝庫のはずだ。実家にいた頃は、家族でイッテQを見ながら夕飯を食べていたし、仙台で一人暮らしをしていた頃も、なんとなく夕飯時にはテレビをつけていた。

 

最近は、テレビをつけると、逆に寂しくなってしまう。この気持ち、お分かりいただけるだろうか。

 

1人が強調されて寂しい、のではない。それならば、学生の頃も同じ気持ちになっていたはずだから。

なんだろうなあ、この気持ち。テレビアレルギー?

 

いやいや、ただの食わず嫌いかもしれないよ。見てみたらいいのさ、テレビ。そう思ってリモコンを取り、電源を付けるも、頭が情報を処理しきれない。ううん、なんだこれ。この間書いた「この記事」と、関連性があるような気もするのだが…。

ああモヤモヤする。この気持ち、お分かりいただけるだろうか。あ、イッテQ終わりそう。

 

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