エッセイ

よくいるおじさんになりそう

健康診断の結果

5月に受けた健康診断の結果が帰ってきた。

結果はすベてA評価!!!

すこぶる健康体でした!

 

よくA評価取れたなぁ

ひんしゅくを買う覚悟で書くと、ボクは特に何もしていない。

定期的にスポーツをするだとか、食生活に気を付けるだとか、あるいは早寝早起きを心がけるだとか、そういった努力はー切せずに、A評価をもぎとってしまった。

 

身体は自分が思うより、ずっと丈夫なのかもしれない。または単に鈍感なのかもしれないし、若いうちの特権的謎パワーなのかもしれない。

理由はわからないが、健康であるにこしたことはない。いいじゃないか、素直にA評価を喜ぼう!

 

と、思っていたのだが、

 

実はちゃんと(?)懸念材料もある。

 

体重が3kg増えていた。

ボクはかなりの痩せ形で、標準体重一10kgをキープしていたのだが、これがー7kgまで迫っていた。

 

「別にいいじゃん、むしろあと7 kg太って、さっさと標準体重になるべきでは?」

 

診断書を見たときはそう思っていたのだが、あとからそれは疑念ヘと変わった。

 

いや、この3kgは、ダメな3kgではないか···?

 

本来、不足分の10kgは、「筋肉」で補うべきであろう。正しくタンパク質を摂り、正しく運動し、正しく筋肉をつけることで身体にがっしりと重みを蓄え、健康的な成人男性の体型に近付いていく。…これがボクの乗るベき“体重増加プロセス”であるはずだった。

ところがどうだろう…。

 

反省

この1年まったく運動した記憶がない。電車での通勤、家ではプログ執筆に音楽制作、たまの休日は友人とボードゲーム。

 

頭はよく使ったが、身体は微塵も使っていない!

(薄々感じてはいたけれども、ボクは本当に運動していないんだなあ···)

 

そして食事も睡眠も、考えれば考えるほどよろしくない。

こちらの記事で書いたように、ボクはスーパーの半額弁当を主食とする生き物なので、お世辞にも栄養が足りているとは言えない。

不摂生に限りなく近いどころか、誰が見ても立派な不摂生マンなのである。

 

そして夜は2時に寝て、朝は9時に起きる。大学生の頃にそうやって夜更かしの概念を失ってから、もう6年が経つ。

 

 

…あれ?

 

 

もしかして、もう生活習慣のツケが回ってきたのか?

 

 

「標準体重に近付いた」は詭弁だ。ただ純枠に、「脂肪がついた」…そういうことなのだろう。

このペースで太り続けると、30歳になる頃には立派なボテッ腹おじさんになってしまう。シャツを着ると腹が丸みを帯びるような、よくいるおじさんになってしまう。

(突然ディスってごめんねよくいるおじさん···でも…ボクはあなたのようになりたくないんだ、よくいるおじさん···)

 

父の話

話は変わるが、ボクの父は30歳の頃に突然、階段の上り下りで息が上がるようになったらしい。

そのとき父は、運動不足を痛感したらしい。

それから車通勤をやめ、往復7kmをランニングで通勤するようになったのだとか。

 

父はよくいるおじさんコースを回避できたのだ。

 

自分が父親だったら、その判断ができただろうか。いや、きっとできなかった。車に甘えて、すくすくと太り、よくいるおじさんになっていたはずだ。(さっきからごめんね、よくいるおじさん)

そういえば小学生の頃、父と二人で地元のマラソン大会に出たことがある。きっと走って通勤しているうちに、走ること自体が趣味になったのだろう。

なんともステキな話ではないか。

 

ボクの話

その遺伝子を引き維ぐボクにも、きっと運動にハマる素質と器量はあるはずだ。そしておじさんになっても引き締まった身体であり続けることは、きっと不可能ではないはずだ。

過去は過去。いままでの不摂生をうじうじ言っても仕方がない。せめてこれからは運動をして、それに伴って食事と睡眠を少しずつ整えよう。

幸い、8月は時間があるし、生活もがらりと変わる(後日発表します)。

 

この機会に、月岡彦穂24歳、健康に気を使ってみようじゃないか!

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