ゼロスタという名前のロックバンドに、ボクは青春のすべてを捧げた。
「この曲を聴くと、当時のことを思い出す」という経験は、誰にでもあると思うが、ボクにとってゼロスタの曲には、全てに想い出がある。
一曲一曲が宝物、いや、宝箱だ。作った時のこと、初めて聴かせた時のメンバーの顔。よくウチで飲んでいた友達や、好きだった女の子、お金がなくて苦しかったことや、大好きな友達と喧嘩したこと、そして情けなかった自分のこと。すべて曲に詰めこんできた。
ボクの青春は、ゼロスタと共にあった。というより、ゼロスタが、ボクの青春そのものだった。
さて、人生を区切れるとしたら、ボクの人生の「学生編」は終わった。
これからどこへ行こうか。
と、その前に。
ゼロスタが学生時代で終わりだなんて、ボクは思っていない。
サマになっていなくても、誰も待っていなくても、汚れたって、これからだって歌っていく。
そんな歌詞を、最近歌ったような気がするからね。
さあ、新章突入だ。ここは、どこだ。
https://youtu.be/5_8U0AaWDaY
https://youtu.be/lEzmhnkhOx0
https://youtu.be/N_RF3JDWMso